ごあいさつ

 普段コーヒーは焙煎されたものを買って飲むのが一般的ですが、手煎り焙煎器があれば、自分で簡単に焙煎することができます。好きなコーヒーの生豆を必要な量だけ自分好みの焙煎度合で煎ることもできます。毎日、手煎りすることは難しくても休日や来客を手煎り焙煎コーヒーでもてなすことはとても楽しいことです。(※手煎り焙煎の動画

 

中南米やアジアで有機農業とフェアトレードを広めてきたウインドファームが創業30周年を迎えた今年、海外から有機コーヒー生産者の代表を日本に招きます。この機会に全国の友人たちの協力を得て、有機農業とフェアトレードの更なる普及を願ってオーガニックコーヒー手煎り焙煎選手権大会を開催します。

 

10月中旬から全国5カ所で予選を行い、大会の決勝(11月14日)には有機栽培&森林農法でコーヒーを栽培している生産者団体の代表がメキシコ、エクアドル、タイから来日して審査に加わります。

 

森林農法は、一般的な「森を伐採して単一作物だけを大量に栽培するプランテーション」とは異なり、森の中でコーヒーを栽培したり、森を破壊された土地に多種類の樹木と果樹、コーヒーや農作物を混植することで、生物多様性の豊かな森を再生しながら生活の糧を得られる農法です。世界の森が減少し、生物種の絶滅が加速したり、気候変動が大きくなる中で、「森を守り森を育てる農業」「自然と共生する農業」として世界から注目されています。

 

3カ国の代表は、11月11日12日(土日)に東京で開催される「しあわせの経済 世界フォーラム 2017」や13日に横浜の善了寺でも講演されます。

 

オーガニックコーヒー手煎り焙煎選手権大会を通して有機農業や森林農業、フェアトレードをより多くの方々に身近に感じていただければ幸いです。

 

みなさまのご参加お待ちしております。

大会委員長プロフィール

中村 隆市(なかむら りゅういち)

1955年福岡生まれ。株式会社ウインドファーム代表。有限会社ゆっくり堂代表。23歳で山村に移住、無農薬で米と野菜をつくり、鶏を飼いながら有機農業の普及と環境保護運動に取り組む。86年、チェルノブイリ原発事故後に放射能汚染食品が「発展途上国」にまわされたことを知って、87年から「途上国」とつながるフェアトレード事業を開始。98年、コロンビアで開催された国際有機コーヒー会議にフェアトレードのモデルケースとして招聘され講演(南米各地でも講演)。2000年、ブラジル初のオーガニックカフェTerra Verdi を開店。04年、有機農業とフェアトレードを広めたことでブラジル・マッシャード市から名誉市民章受章

10年、カルロスさんとのフェアトレードが絵本になる。17年、有機農業やフェアトレードは仏教の教えと通じることから横浜の善了寺内にカフェをオープン。

 

90年代にチェルノブイリ原発事故被害者の医療支援に関わり、ベラルーシに医療機器と薬を届けるなかで、年ごとに病気が増加する凄まじさを見てきた経験から福島原発事故後、子どもたちの被ばく対策に取り組む。放射能から子どもを守る企業と市民のネットワーク代表。環境=文化NGOナマケモノ倶楽部世話人。

 

写真:セヴァン・スズキさん(左)と共に