生産地紹介

ここでは、決勝時に審査員を勤めてくださる生産団体のリーダー3カ国の生産地をご紹介します。

エクアドル

インタグコーヒー

エクアドル共和国、インバブーラ県コタカチ郡 インタグ地方からインタグコーヒー生産者協会がお届する有機栽培コーヒー。 

世界有数の生物多様性を誇るインタグ地方。

 

「大規模な鉱山開発で自然を壊すよりも、子どもたちや孫の代まで豊かな森や川を残したい。」

 

その想いを胸に、多様ないのちを育む熱帯雲霧林の中で森林農法によるコーヒー栽培がおこなわれています。

 

そうした生産者の思いが2004年、テレビ朝日系列の「素敵な宇宙船地球号」で放送され、大きな反響を呼びました。


メキシコ

トセパンコーヒー

メキシコ合衆国、プエブラ州北東部 クエツァラン市からトセパン協同組合がお届けする森林農法による有機コーヒー。 

トセパン協同組合は1977年に設立された協同組合です。メキシコ  ,プエブラ州北東部の山岳地域に位置し、ナワット族とトトナカ族を中心とした先住民族が多い地域です。22の地域(市町村単位)26,000世帯の組合員が参加しています。

 

正式名称「トセパン・ティタタニスケ」は、ナワット語で「共に働き」「共に話し合い」「共に考える」という意味です。その名前はトセパン協同組合のなりたちを表しています。

組合設立前のこの地は、政府の活動対象外で、国からの予算などは割り当てられず、公共サービスも届かない極貧地域。大土地所有者である2、3家族が政治・経済を牛耳っている状態でした。一方で生活必需品の価格は高く、生産物を買い取る仲買業者は安く買いたたいて、限られた数家族だけが富を手にし、他の住民は貧困に陥るという悪循環が続いていました。そこで、地域住民が立ち上がり、1977年に「トセパン協同組合」を設立しました。

最初に取り組んだのが、生活必需品の砂糖を30%安く売ること。その次が、地域の生産品であるコーヒーとオールスパイスを生産者から適正な価格(今までの2倍の価格)で買い取ることでした。その後、自然と共存できる森林農業やエコツアーが盛んになり、自分たちの銀行をつくったり、幼稚園や小中学校もつくっています。

こうしたトセパン協同組合の活動はメキシコ政府からも評価され、「環境賞」や「フォーレスト賞」などを受賞しています。 


タイ

レイジーマンコーヒー

タイ王国、北部のチェンマイから西に約70kmにあるレイジーマン・ファームがお届けする森林農法で栽培された有機コーヒー

 

レイジーマンコーヒーは、ノンタオ村のカレン族がレイジーマン・ファームで栽培しています。レイジーマンとは、「怠け者」という意味。そして、このコーヒーは、長年、ナマケモノ倶楽部を通してスロームーブメントを展開していた文化人類学者の辻信一さんと、カレン族の人々との出会いを通して、日本に届けられるようになりました。

 

外から持ち込まれる換金作物ではなく、豊かな森との共存が可能な森林農法によるコーヒー栽培を選んだカレン族の人々。「森の精霊のおかげで200%!オーガニックです!」と語るレイジーマンコーヒーをどうぞお楽しみください。